1番安全で効果的なペットの臭い消し

ペットを飼っていると気になる事の1つに“臭い”がありますよね。慣れてしまうと気にならなかったり、自分では気付かなかったりしますが、他人と会う時や公共の場に出かける時などには、衣服に臭いが付いていないかなど、気になりがちだと思います。

こうしたペット臭は、犬、猫、その他の獣類はもちろん、鳥や爬虫類などでも問題となります。そうした中、気を付けて欲しいのが、消臭剤の使用です。インターネットなどで調べると、テレビCMなどで除菌、消臭効果を謳う消臭剤を使用したらペットが体調を崩した!などという事も検出されます。

ネット情報のウソ、ホント

これらの情報がいったいどれ程信憑性があるものなのかは判りませんが、一般的な消臭剤は、主成分以外の成分が非表示であったり、曖昧な表現で表示されたりしているものもあります。このため、危険性を裏付ける事はできませんが、安全性が証明されているとも言いきれないというのが正直なところではないでしょうか。もちろん、販売メーカーとしては“安全である!”として販売しているのでしょうが、その安全はあくまで、“用法容量を守って使用した場合”、“人間には安全である”という事だと思うのです。

ペットとして飼育されやすい動物の中には、代謝及び排泄により毒素成分を排出するクルクロン酸抱合という機能に関わる酵素(グルクロン酸転移酵素(DUPGT)の活性が人間に比べて低い種類もいます。このため、そうした動物では、毒素成分が体内に蓄積されやすく、所定の容量を超えた場合には、体調に変化を来すような症状が現れる可能性がある事は、否定できません。このため一般論として、ペットの居るご家庭では、強い消臭性を謳う一般の消臭剤を継続的に使用する事は、避けた方が良いと考えられます。

安全性の高さと消臭効果?

そんな中、ペットに対する安全性を謳う消臭剤として、過酸化水素を主成分としている消臭剤なども販売されています。確かに、過酸化水素水は、医療用のオキシドールに含まれる成分であるため、安全性という面からすれば、確かに安全だと思われます。しかし、消臭性といった面では疑問も残るのが事実です。一例として、関西の有名大学の研究室で行われた過酸化水素の含有量を3%としたオキシドールによる消臭実験では、水のみの噴霧消臭効果と比較して大差が無かったという結果が出たそうです。さらに過酸化水素の濃度が濃い場合には、消臭性が向上する可能性は否定できませんが、少なくともオキシドール程度では、殺菌性はあっても、消臭性は期待できないという事ですね。

では、ペットが居る家庭ではどのような消臭剤を使えば良いのか?というと、動物病院などでも業務用で用いられている「ペレッティー」という消臭剤があります。しかし、ペレッティーの成分を見ると「安定型次亜塩素酸ナトリウム100ppm」と書かれています。このため、次亜塩素酸ナトリウムって危険じゃないの?と思われるかもしれません。確かに、次亜塩素酸ナトリウムは不安定な成分で分解しやすく、塩素ガスを生じさせたり、トリハロメタンを発生させる要因とも言われています。

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次亜塩素酸ナトリウムと安定型次亜塩素酸ナトリウムは違う?

しかし、それは酸性での性質であり、アルカリ性の性質を持たせた安定型次亜塩素酸ナトリウムでは、そのようなマイナス効果を払拭し、環境負荷や生体為害(イガイ)性が低減されるのです。このため、高い消臭性を持ちながら、ペットへの安全性を確保し、漂白性や酸特有のニオイを抑えることができているのです。このように、“安定型次亜塩素酸ナトリウム”は、従来の“次亜塩素酸ナトリウム”は違うのです! ペットの臭いに悩んでいるけど、消臭剤はペットの健康面が心配だという方には、お勧めできる品の1つであると考えます。