競走馬大脱出、どうやって逃げ出した?:大井競馬場

ANNニュースに次のような記事が掲載されていました。

(以下、記事内容)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東京の大井競馬場から馬が逃げ出し、近くの運河を泳いでいる姿が目撃されました。馬はその後、競馬場に戻されています。

 警視庁によりますと、20日午前8時ごろ、東京・品川区の大井競馬場から馬が逃げ出しました。その後、近くの運河を泳ぐ馬が目撃されています。

 目撃した男性:「泳いではいるが疲れている様子だった」「(Q.どれくらい馬が見えた?)頭と背中が少し見えていた。(背中には)背番号というか…」

 その後、馬は捕まって競馬場に戻されたということです。大井競馬場では先月25日にも馬が逃げ出しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちょっとこの内容だけだと訳がわかりませんよね?

“何故運河に?”

とか、

“暑かったもんね・・・”

とか

色々考えてしまいそうですが、まず馬がどこの運河に入ったのかについてですが、大井競馬場の立地を見ると、その運河は大井競馬場の南側を流れる「勝島南運河」か、同じく東側を流れる「京浜運河」であると考えられます。

google map

地図をクローズアップしてみると、競馬場の南側、「勝島南運河」のすぐ上側に、馬の厩舎のようなものが並んでいるように見えますね。運河に一番近い西側の厩舎と運河との間は、目算で10mもないくらいの距離に見えます。

そして、西側の厩舎と運河との間には、柵のようなものすら無いようにも見えます。よって、馬はこのあたりから運河に入ったのでしょう。

そう考えると、馬が目撃された運河は「勝島南運河」だと言えるでしょう。

なお、馬の泳ぎについてですが、競走馬は、トレーニングやリハビリなどでプール運動もするため、上手い下手はあっても、泳げない馬というのはいないそうです。

何はともあれ、馬が怪我することなく捉えられて良かったですね。

今後の事を考えて、何か策(柵)を立てた方が良いような気がします。