保護猫(地域猫)の愛称を冠したお酒
当サイトの方針に協賛いただいている「保護猫カフェ ネコリパブリック東京池袋店」さんが所属するネコリパブリックさんもここのところの新型コロナウィルスの影響で活動状態が厳しくなってきています。
保護猫活動資金の手助けとなるお酒
そんな中、「さくら猫」や「りんご猫」といった、ある状態の猫(保護猫を含む)の愛称を冠したお酒が、酒正株式会社(滋賀県)さんから、ネコリパブリックさんとのコラボ製品として販売されています。
製品の売上金の一部(10%)が、ネコリパブリックさんの保護猫活動資金に使われるそうです。お酒の名前は、
「猫花見月(ねこ酒)」と、
「苹果猫(ねこ酒)」
です。
猫花見月はさくら猫のためのお酒
「猫花見月」は、花見=桜をイメージした、さくら猫の愛称を裏付けたお酒です。
ちなみにさくら猫とは、避妊手術を受けた地域ネコ(野良猫)や保護猫の事を指します。その理由としては、避妊手術を受けた地域ネコ等は、耳にV字のカットを入れられ、避妊されています=むやみに数を増やす猫ではありません。という事を明確にしているのです。
耳のV字カットについては以前、“痛くないの?かわいそうじゃない?”といった質問をした事があるのですが、猫の耳は比較的、血管も神経も少ないため、大きな痛みなどは無いのだそうです。
そして、現状ではあまり知られていないかもしれませんが、
3月22日は、さくら猫の日なのです。
ちなみに、3(さくら)、2(にゃん)2(にゃん)という語呂合わせで決まったそうですよ。
苹果猫はりんご猫のためのお酒
「苹果」は、中国語でりんごと読むそうです。こちらの愛称は、ネコリパブリックさんが考案して広めているもので、ネコエイズウィルス(FIV)に感染している猫の事を指します。
「エイズ」と聞くと、ヒトエイズウィルス(HIV)と混同し、舐められたりするのは危険かも!
と思われてしまう事も少なくないそうですが、遺伝子的に異なる人と猫との間では感染は無く、FIVが人に感染する事はありません。また、猫同士の感染については、主に喧嘩等によって出来た傷口からの感染が殆どです。
FIVは、キャリアとなっている猫の唾液にも含まれますが、他の猫とのグルーミングなどにより感染させてしまう事、感染してしまう確率は、極めて低いそうです。
こうした愛称から、FIVへの関心を高め、正しい知識が広がる事により、りんご猫への偏見が和らぎ、保護猫としての譲渡率が向上すると良いですね。
ちなみに、12月12日は、世界りんご猫デーなのだそう。なぜ12月12日になったかという点については、12月1日が世界エイズデーという事から、1(ヒトと)2(にゃん)という事からなのでしょうか?詳細なところはわかりません。
お酒としても美味しい
当然ですが、「猫花見月」、「苹果猫」ともに、お酒としても美味しく味わえる純米吟醸です。
製造元はそれぞれ異なり、
「猫花見月」については、京都府北山の「羽田酒造」の“初日の出(純米吟醸)”が元となっています。
また、「苹果猫」については、滋賀県愛知郡の「愛知酒造」“富鶴(純米吟醸)”が元となっています。
容量は、いずれも300mLで2本セットで税抜き2,222円となっています。
お酒好きの方、美味しいお酒を飲む一方で、保護猫達への活動支援をしてみるのはいかがでしょうか?
ネコリパブリック池袋店さんへの直接のご支援も募集継続中です。
店舗情報
電話:03-6914-0834
営業時間:月~日 11:00~22:00(木曜日定休)