スナネコの赤ちゃんの名前大募集:那須どうぶつ王国
スナネコといえば、本サイトでは「日本初上陸に唯一の国内展示?珍獣招来で賑わう神戸どうぶつ王国」で、日本初上陸の砂漠の天使として紹介させていただきましたが、そんな天使さん、那須どうぶつ王国にも仲間入りしておりまして、今年(2020年)の4月27日、赤ちゃんが誕生しておりました。
日本初上陸から赤ちゃんが産まれるまでの期間がかなり短かったようにも感じますが、日本では珍しい動物であっても、基本的には“ネコ”という事で、繁殖は比較的容易という事なんでしょうかね?
そんなスナネコの赤ちゃん、那須どうぶつ王国では6月13日(土)から、一般公開を開始いたしました。見学は、新型コロナウイルス感染防止のため、時間を区切り少人数のグループに分け、入れ替え制で行われたそうですが、雨の降る中、オープン前から約200人の行列が出来ていたそうです。
約1か月半前に産まれたこの赤ちゃん(2020年4月27日誕生)、性別はメスなのですが、まだ名前がありません。このため、那須どうぶつ王国では、公開初日の6月13日(土)から7月5日(日)までの期間で、名前の募集を行っています。
名前の応募は、那須どうぶつ王国HPの応募フォーム(下記リンク)からと、那須どうぶつ王国に設置されている応募用紙の2パターンとなっています。
名前の発表は、2020年7月18日(土)を予定しており、応募した名前が選ばれた方(命名者)には、命名証と、那須どうぶつ王国の招待券(ペア)をプレゼントとの事です。
ちなみに、赤ちゃんのお父さんとお母さんの名前は、それぞれ下記のようになっています。
お父さん:シャリフ(アラビア語で「気高い」)
お母さん:ジャミール(アラビア語で「美しい」)
これらを考慮すると、“アラビア語”の意味を持った単語が選ばれやすいような気もしますね。
ただし、“砂漠の天使”にちなんで“天使”の意味を持つアラビア語として「マラーク」なんて名前は、スナネコ全体を指してしまいそうだし、次に産まれて来る子に名前を付けづらくなってしまうので、選考対象にはなり難いように思えます。
お父さん、お母さんの名前のイメージからすると、オスの場合は、“精神的な品格”メスの場合は“物理的な品格”を表し、音的にもオス、メスがわかりやすいといった雰囲気を持っているような気がします。こうした側面から、
・アラビア語の意味を持つ単語
・物理的な品格を示す語
・音的にメスである事が判る
といった事を含む単語が、名前として選ばれやすいのではないでしょうか。
もっとも、お父さん、お母さんの名前は、国内でつけられたものでは無いので、飼育員さんの選定基準がどの程度、母国の名付け方に依存されるかにもよりますが・・・